施設警備員の仕事と人間関係
人との関わりレベル
基本的に人との関わりは少ないです。
ただし、必要なときはしっかりと声を出す必要もありますし、人を誘導するためにしっかり指示を出すなど責任感が必要になる仕事です。
適度に人と関わりながら仕事をしたい人にはとても向いている仕事と言えます。
仕事のタイプ
短期〜長期のアルバイト、パート、派遣社員、正社員など。
施設警備員の仕事内容
警備員と言えば、工事現場などにいる警備員を連想しますが、そんな警備員の仕事の中に施設警備員という仕事があります。
施設警備員は、大型のショッピングセンターや複合施設、遊園地、駐車場、会社の事務所などの防犯や防災をするのが主な仕事です。
施設内を巡回して警備したり、防犯カメラなどの警備業務用機器を用いた警備などが中心となります。
また、防災も施設警備員の大切な仕事の一つです。
日常の警報装置などのチェックや防火対策の確認などの安全点検の他、緊急時の施設を利用者の避難誘導なども大きな仕事です。
他にもお店の開店セールなどでよく駐車場内で警備している警備員を見かけることがあります。
駐車場警備もまた施設警備員の仕事の一つです。
駐車場内の混雑や事故を防いだり、車上荒らしなどの犯罪を防ぐのが仕事です。
基本的には施設内に何事も起こらなければ、巡回する以外はほとんどが待機時間となります。
しかし、災害時、緊急時などは施設利用者を安全に避難誘導しなければなりませんし、犯罪などが起きないように常に監視する必要があります。
施設を訪れる人たちが安心して快適な空間を楽しむことができるようにするのが施設警備員の重大な役割になります。
必要なスキル
資格が無くてもアルバイトとして働くこともできます。
正職員や常駐の施設警備員として働く場合は施設業務検定試験を受けて合格すると有利に仕事が進められます。
施設警備員検定試験には、都道府県の公安委員会で行われる試験と公安委員会の登録を受けている機関で講習を受けて資格を取得する方法があります。
登録機関が実施する講習会を受けて資格を取得する場合には、学科試験や実技試験は免除されます。
公安委員会で行う試験の場合は、学科試験と実技試験を行い、90点以上で合格となります。
2級は18歳以上であれば誰でも受験可能ですが、1級取得のためには2級の合格の後1年以上の実務経験が必要となります。
上を目指したい方は資格の取得も視野に入れて働きましょう。
タイムスケジュール
職場によって昼勤、夜勤様々です。
24時間態勢で警備をする職場の場合は昼・夜が交代制になっている場合もあります。
また、24時間勤務(休憩込み)の場合もあり、体調管理が特に重要となります。
年代・社員の層
警備員の仕事の中でも比較的覚えやすい業務内容で警備員の登竜門的な存在にもなっており、若い方から年配の方まで幅広い年代の方が働いています。
どちらかと言えば、40代以上の人が多く、比較的年齢層の高い職場です。
向いている人
- 人と関わらない仕事がしたい人
- 適度に人と関わりながら仕事がしたい人
- 夜に働きたい人
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